2019年・令和元年の宅建士試験の出題科目は?

2019年6月12日

宅建士試験の出題科目についての解説です。どのような科目があり、何を重点的に勉強すれば良いかを書いていきます。

宅建士試験は全50問のマークシート方式の筆記試験です。
問題は大きく分けて4項目から出題されます。

①権利関係
②宅建業法
③法令上の制限
④税金その他

各出題科目の出題数は

①権利関係から14問
②宅建業法から20問
③法令上の制限から8問
④税金その他から8問

の出題数になっています。

では、どの分野がどのような問題が出されるのでしょうか?
また、難易度はどれくらいなのでしょうか?

じつは、宅建士試験の問題というのは全てが同程度の難易度ではなく、問題の難易度にかなりバラつきがある試験です。
さまざまな予備校(ユーキャン、日建学院、LEC、TAC、大原…)が毎年宅建士試験の正解率を出しているのですが、合格者の正解率が80%ほどある問題と30%台の問題に分かれます。
つまり合格のためには、簡単な問題をきちんと正解していくこと、難しい問題に適度に見切りをつけることが重要です。

①権利関係
「民法」「借地借家法」「区分所有法」「不動産登記法」から出題されます。最初からで恐縮ですが…じつは権利関係がいちばん正解率の低くなる科目です。
というのも出題範囲が非常に広く、的を絞った勉強をしづらい科目だからです。とくに民法はかなり広範囲から出題されますので、幅広く勉強することが大切になってきます。
とはいえ、早い段階から時間をかけすぎる必要はありません。とりあえず広く浅く勉強しておいて、詰めの段階で余裕があれば不十分なところを勉強しなおすのが良いでしょう。もし他の科目の勉強が十分にできていないなら、正直なところ権利関係の勉強は後回しにした方が無難です。

②宅建業法
ここは得点源だと思ってください!
宅建士試験では宅建業法の問題の比重が非常に高いです。
また、この科目は基礎的な問題が出されることが多い科目です。合格者の正解率80%以上90%以上の問題がほとんどを占める科目ですので、ここはできるだけ満点を目指したいところです。

③法令上の制限
これもまた得点源になる科目です。
宅建業法の次の得点源だと思ってください。暗記科目ですので、とにかく問題を多く解いて暗記していきましょう。
「都市計画法」「建築基準法」「国土利用計画法」「農地法」「宅地造成等規制法」「土地区画整理法」等から出題されます。

④税金その他
ここもある程度得点源と意識して勉強していきましょう。
一部難問が出題されますが、全体としては権利関係ほど難しくはありません。学習量はそれほど多くなく、暗記科目なので、何度も繰り返し問題を解いておぼえていくのが良いでしょう。

科目ごとの足切りは無いため、どれか極端に苦手な分野があっても合格は不可能ではないです(もちろん、その科目を得点源として期待できない分合格難易度は上がりますが)。